最悪の事態・・・サッカーができなくなる?
言葉も覚えて、
チームメイトとの仲もよくなり、
練習や試合にも少しずつ馴染んで来て、
さぁー、もう少しで公式戦に初出場だ!
と思った矢先に・・・。
なんと・・・
なんと・・・
人生初の・・・
・・・
・・・
・・・
スズメバチに刺されます、笑。
しかも、
足の裏を・・・、笑。
ブラジルの習慣にならって
普段から裸足でサッカーをしていました。
外でも裸足です。
コンクリの上も、
土の上も、
普段の生活はなるべく裸足で生活していました。
サッカーの時は、もちろんスパイクを履きますよ。
家の前で、いつものごとくサッカーをしていたら、
「イタっ!!!」
画鋲(ガビョウ)を踏んだと思いました。
足の裏を見たら、
スズメバチが横たわっていました・・・。
なんと、スズメバチを踏んでしまい、
スズメバチも抵抗して、
私の足の裏を刺しました、汗。
足の裏が、2~3倍に腫れ上がり、
靴が履けなくなりました。
しかも、めちゃめちゃイタい。
おれは、もうダメかな・・・。
そう、頭をよぎりました。
だって、
日本でもスズメバチに刺されたら
生死をさまようと聞いたことがあります。
それが、
さらに巨大なブラジルのスズメバチです。
「おれは、もうダメだ・・・。」
そう思いながら、
足をひきづってチームドクターのところに向かいました。
(入院かな~)
(毒をどうやって抜くのかな~)
(治るのかな~)
(サッカーもうできないかな~)
行く途中、いろいろなことが頭をよぎりました。
ドクターに刺された場所を見せます。
「ノッサ・セニョーラ!」(Oh My God!の意味)
ドクターも頭を抱えます。
スポイトのようなもので、
刺された場所を3回ほど、吸われました。
なんだか、クラクラして
目の前も真っ暗になってきました。
ドクターが、
「タ・ボン!」(OK!)
と言いました。
(ん?いいの?処置はこれだけ?)
そのあとに、ドクターが、
「あと3日すれば、腫れも治るよ。」
と・・・。
(いやいや、先生。
スズメバチに刺されたんですよ、
生死をさまよう危機ですよ。
3日で治るって、そんなテキトーな!)
(は~、
スズメバチとは伝わっていないんだな。
この先生は、ただのハチと勘違いしている。)
と思い、
スズメバチアピールを大げさにしました。
しかし・・・、
ドクターの態度は変わらず、
「3日で治る」
「だって・・・、
このスズメバチ、そんなに毒が強くないも~ん!」
(えっ!???)
あとから、
図鑑でちゃんと調べたんですが、
ブラジルでその辺にいるスズメバチですが、
(日本よりもちょっとオレンジがかったスズメバチ)
日本のスズメバチよりも毒がそんなに強くありません。
ドクターの言った通り、
ちゃんと3日ほどで腫れも治まってきました。
(うわぁ~~~、よかったぁ。)
内心、本当にホッとしました。
約5日ほどで、スパイクも履けるようになり
また練習に戻ることができました。
本当に良かったー。
これが、最悪の事態ではなかった・・・。
このあとに、
まさかの危機が訪れます!
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