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最短で外国語を習得する方法〜(後編)

私が外国語を3ヶ月で習得した秘訣の後編です。

・環境
・遊び
・辞書
・漫画

前編は、
04、最短で外国語を習得する方法〜(前編)

 辞書

私は、

寮にいるとき、
グランドに練習に行くとき、
街に出るとき、
どんな時も日ポ辞書を手放すことはありませんでした。

チームメイトに言われたことは、
すぐに辞書を引き、

聞き取れないことは、
辞書を渡して、「これこれ!」と教えてもらいました。

今のように
iPhoneが普及していたら、
こんな苦労はなかったのですが、、、。

「ヘイ!Siri!」
「OK!グーグル!」

ができない当時でしたので、
分厚い辞書を常に片手に持っていました。

そのおかげで
片手の腕力と、
あらゆる単語の意味を覚えることができ、

単語単語で、
相手の話していることが理解できるようになりました。

なぜ、辞書を常に携帯するようになったのか?
それには理由があります。

私が朝食のパンを買いたくて
パダリア(パン屋)に行ったときのことです。

「パンをください」って何て言うのか?
分からなかったので、チームメイトがそれを察して
ある言葉を教えてくれました。

「ヴォセ、ガッチーニャ」て、言えばいい。
そんな感じでした。

それで、パン屋のレジのお姉さんに、

「パンください(ヴォセ、ガッチーニャ)」

通じません。

「パンください(ヴォセ、ガッチーニャ)」

パン屋のお姉さんは困り顔・・・。
その後、あまりにも私がしつこいもんだから、
パン屋のご主人的な人も出てくる始末・・・。
なにかを怒鳴られて、追い出されました。

後々、わかったのですが
チームメイトのいたずらで、、、

”ヴォセ、ガッチーニャ”は、

ねーちゃん、超〜かわいいじゃん!

という言葉だったようです・・・。

そりゃー、
パン屋のレジで、
「ねーちゃん、超〜かわいいじゃん!」
を連呼されたら、ご主人出てくるわ、汗。

遠くから、
笑っていたチームメイトの顔が今でも憎たらしいです。

この左の小っこいの!
コイツです!(怒)
ギーナっていいます。
イジわるだったけど、
ドリブルが半端なかった。

それからです、
チームメイトから聞いた言葉もちゃんと辞書で調べて
自分で意味を確認してから話すようになったのは。

ギーナのおかげです、笑。

日本の漫画はやっぱりすごい!

聞き取れるようになってきた。
少し話せるようになってきた。

ここから、ちゃんとした文章を話したいな〜、
という欲求が出てきます。

しかし、
難しい参考書はムリ!

ポルトガル語の教科書
(日本でいう国語)を買ったのですが
最初はまぁー、さっぱりわからず、、、。

チームが休みの時に
いつものように街中をブラブラしました。

そうしたところ、、、

”ドラゴンボール”
”ワンピース”
”バカボンド”

などなどの漫画が
ポルトガル訳されて書店に売っていました。

私は、日本にいる時から根っからの漫画好きです。

自分の実家には、漫画がズラり!

”蒼き伝説シュート!”
”俺たちのフィールド”
などなどのサッカー漫画。

野球も好きなので、
”タッチ”
”メジャー”
”H2”
”キャプテン”
などなどのスポ根系が並んでいます。

もちろん、
ジャンプ、マガジン、サンデーに連載の数々の漫画もありますよ!

当時はブックオフに入り浸って
知らない漫画はないんじゃないか!?
というくらいの勢いでした。
(今は、そんなに入り浸っていません)

早速、ポルトガル語版の
”ドラゴンボール”を手に取り買ってみました。

これなら、
話の内容が分かるので

「亀仙人のじっちゃんは、ブラジル版でも鼻血ばっかり出してんな〜。」

「クリリン、最初の頃、強いじゃん!」

「はいはい、来たよ。天下一武道会!」

など、勉強がはかどる、はかどる、笑。

日本版の話が基本頭に入っているので、
「へ〜、この言葉は、こんな言い回しをするんだー。」
と色々発見できました。

ちゃんとした文法ではないのですが、
ポルトガル語文法の興味を持つための
キッカケにはかなりなりましたね!

そこから、
教科書ですね。

「漫画を読んだ時、
クリリンを呼ぶ時と、ブルマを呼ぶ時の文章が違ったな。
なんでだろう?」

ポルトガル語は英語と少しちがって、名詞に性別があります。

例えば、
友達の場合
英語では、Friend(フレンド)ですが、
ポルトガル語では、
Amigo(アミーゴ)友達:男の人
Amiga(アミーガ)友達:女の人

英語では、Thank you!!!(ありがとう)ですが、
ポルトガル語では、
男性が言う場合=Obrigado(オブリガード)
女性が言う場合=Obrigada(オブリガーダ)

と言い方が違います。

あと、主語で動詞が変わります。

I go to house.(私は家に行く)

Eu vou pra casa(私は家に行く)

You go to house(あなたは家に行く)

Voce vai pra casa(あなたは家に行く)

we go to house(わたしたちは家に行く)

Nos vamos pra casa(わたしたちは家に行く))

英語は、主語は違っても全部「GO」ですが、
ポルトガル語は、主語が違うと全部変わります。

なので、色々と気をつけないといけないんですね。
(最初は面倒くさいと思いましたが、慣れれば結構便利です!主語を省略できるので。)

(英語があっているか心配・・・)

なので、正攻法ではないかもしれませんが
好きな漫画がキッカケで難しい文法も覚えることができました。

「好きこそ、ものの上手なれ」

まさにでしたね。

小学校3年生から中学3年まで
英語教室に通っていましたが、
まったく興味がなく、まったく話せずに
英語教室も棒に振ってしまいました。

強制的にやらされるのは、自分の身にならない!
というのと、
英語教室でいくらやっても、
結局、日本語しか使わない環境なので
話せるようにはならない。

(わたしは。)

だから、日本の英会話教室とか通う気になりません。

話したい外国語の国に滞在した方が、早いし安上がりだと思います。
ある程度いればペラペラになって帰ってきますから。

(最後は、本人次第ですが。)

結論、
外国語ペラペラになりたかったら、
1年くらい向こうに住んで揉まれてこいっ!
ですね、笑。

何年も日本の語学教室に通うよりも
最短の近道ですね。

あと、語学だけで行ってもダメだと思います。
何か目標がないと、、、。

何か目標があって、
しゃべれるように
読み書きできるようになりたい!
と思えば、もっと近道ですよ。

06、話せるようになるとたくさん仲間ができた。
(へ、続く。。。)

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